コラム
インフルエンザ予防対策のすすめ
~インフルエンザから身を守るには~
毎年寒くなってくる頃になると懸念されるインフルエンザ。
かからないようにするには予防接種だけでなく、普段の対策も予防の要になってきます。
今回はその対策についてご紹介していきます。
- 1.手洗い
- 2.マスク着用
- 3.加湿
- 4.密を避ける
- 5.免疫力をアップする
- 6.ワクチン
人は無意識に手で口や鼻など触ってしまうと思います。そうでなくとも食事などすれば体内にウイルスを運ぶことにも繋がります。
手洗いは「水で数十秒流す」だけでもウイルスをある程度まで減らせます。
それに加えて石鹸を使用すれば、ウイルス量を0.01~0.05%まで激減出来るので、外出先から帰ったときはしっかり手洗いしましょう。
大昔の話になりますが、石鹸が普及してなったころは手洗い一つ足りなかっただけで多くの方が病気で亡くなったらしいです。
それだけ石鹸での手洗いは大きな力を有していることがわかりますね。
インフルエンザウイルスは飛沫感染が主な感染経路と言われています。
なので外出時には、鼻と口をしっかり覆える立体型のマスクをお勧めします。
息苦しくて口だけマスクをしている方を見かけますが、ちゃんと鼻までマスクをしましょう。
口だけでなく鼻からもウイルスは侵入するのですから。
冬にインフルエンザが流行するのは空気が乾燥するからと言われています。
それは何故かというと、人体の気道粘膜が弱くなってウイルスを侵入させやすくなるからです。
水で濡らしたタオルなど部屋に置くだけでも多少はカバー出来ますが、加湿器などを使って50%以上の湿度を保つようにするといいでしょう。

人混みには出来るだけ行かないようにしましょう。
中には無症状のままインフルエンザウイルスを持っている方がいることもあります。
しかし通勤で満員電車は避けられない場合もあると思います。
そういう方は上記でご紹介した手洗いとマスク着用をしっかりしましょう。
バランスの摂れた食事、睡眠時間を確保するなどで体力を維持しましょう。
エナジードリンクなどで無理をしてはいけません。
ウイルスは疲れた身体を狙ってくるからです。
しかしながら、上記の5つを実行してもインフルエンザから身を守ることは100%ではありません。
そして免疫力や病気の重さには個人差があります。
もちろんワクチン接種によってインフルエンザを予防する可能性は劇的に上がります。
また、もしインフルエンザになってもワクチンを打っておけば、重篤化する恐れを防ぐことも出来るでしょう。
インフルエンザ予防接種を考えている方は、栗東なす耳鼻咽喉科をご利用ください。
詳細はお知らせにてご確認できます。
※予約制となります、ご了承お願い申し上げます。