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コラム

鼻の乾燥のお話


朝起きたら、鼻の奥が痛い!
冷え込んだ朝、鼻呼吸による鼻の痛みがつらい…。



それは、鼻の粘膜が乾燥したことによる症状「ドライノーズ(乾燥性鼻炎)」かも知れません。
鼻の粘膜の乾燥による症状は「鼻の奥がヒリヒリする」「鼻の中に違和感がある」「鼻血が出る」などさまざまですが、空気が乾燥する冬の時期に発症することが多いです。

鼻乾燥「ドライノーズ」の原因はさまざまです。
寒さやエアコン使用による湿度の低下により乾燥した空気を鼻から吸い込むことで、鼻の奥の粘膜が乾燥します。
加齢により鼻の粘膜が薄くなっていくことも乾燥しやくすくなる原因の一つです。
鼻水を減らす作用のある薬を服用したときに薬が効きすぎてしまうことや、鼻の中を触り過ぎることも乾燥の原因となります。
また、鼻呼吸であるにもかかわらず、口から息を吐いている場合(つまり、たくさん喋るお仕事をされる方など)も鼻の中は乾燥しやすいと言えます。

鼻の粘膜が乾燥しないように、普段から予防を心掛けましょう。
加湿器などを使って部屋の湿度をあげたり、鼻呼吸を意識して行うなどで改善することもあります。
また、鼻のケア(鼻毛の処理)は過度にならないようにしましょう。
保湿効果のある点鼻薬なども市販されていますが、出血しているときや痛みが強いときは使用を中止して、病院で受診されることをおすすめします。

鼻は、においを嗅いだり、呼吸をしたり、ウィルスやアレルゲンが侵入するのを防いだりしてくれる大切な器官です。
ただ乾燥しているだけだからと放っておくと、鼻のバリア機能の低下や、鼻の粘膜の炎症を起こしてしまうことがあります。
また、何か他の病気が鼻の粘膜の乾燥という症状を引き起こしているという可能性もあります。
鼻に異常を感じたとき、特に小さなお子様が鼻を頻繁に触るようなことがあれば、医師へご相談下さい。

栗東なす耳鼻咽喉科では、鼻炎の原因となるアレルギーについての検査も短時間で受けていただくことができます。

鼻の痛みや不快感、違和感がある方は栗東なす耳鼻咽喉科へお越し下さい。
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