TOP > 鼻水のお話

コラム

鼻水のお話


~鼻水のお話~

サラサラの鼻水が急に出てきて困ったことはありませんか?

多くは風邪や花粉症などのアレルギーの症状である鼻水なのですが、風邪をひいているわけでもなく、アレルギーがあるわけでもないのに、鼻水が止まらない。

それは、寒暖差によって鼻炎の症状が現れる「寒暖差アレルギー」かも知れません。寒暖差アレルギーは、正確にはアレルギーではなく(アレルゲン(原因物質)がないため)、温度差により自律神経の調整が乱れることによって引き起こされると考えられます。

これからの時期、暑い場所からエアコンの効いた部屋に入った時などにしばらく鼻水やくしゃみが止まらないといった場合は、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)かも知れません。

季節の変わり目などの朝晩と日中の気温差が大きいときや、温度差のある部屋へ出入りしたりするとき(7℃以上の気温差があると起こりやすいと言われています)にサラサラとした鼻水が出たり、くしゃみが出たり、鼻が詰まったりすることがあります。

鼻水が止まらないときは、当たり前ですが、鼻をかんで下さい。すすり上げたりしてはいけません。そして、意外と皆さんご存知ないのが正しい鼻のかみ方です。ご紹介します。

 

  • (1)片方の鼻の穴をしっかり押さえる。(片方ずつかみます)
  • (2)口から息を吸う
  • (3)少しずつ、押し出すようにかむ。(勢いよくかむと鼻血が出たり、耳が痛くなたったりします)
  • (4)反対の鼻の穴も同じようにする。なるべく鼻水を残さないようにかみましょう。

鼻をかむ以外には、蒸しタオルやスチームなどで鼻を温めたり、加湿をしたりすると改善が期待できます。

寒暖差アレルギーは、アレルゲンやウィルスによる発症ではないので、症状を緩和する対処療法が中心です。しかし、症状が長引く場合は適切な治療が必要ですので、医師に相談することをおすすめします。

栗東なす耳鼻咽喉科では、アレルギー検査、鼻水吸引も行っております。気になる症状があるときはご相談下さい。

  • オンライン診療
  • スギ花粉症の舌下免疫療法のご案内
  • よくあるご質問
  • 20分で結果がわかるアレルギー検査
  • 問診票ダウンロード

診療カレンダー

休診 午前休診 午後休診

PAGE TOP

menu